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三脚は何のために使うの?|私の実体験と、これから買うなら選ぶ3本

SLIK プロ 500 DX-III N(左)とSLIK GX 6400(右)が並んで立っている。「三脚は何のために使うの?」の文字が入っている

どうも!!よっさん(@YossanCamBlog)です!

三脚、持っていますか? 持ってはいるけれど、出番が少ないまま置きっぱなしになっていませんか。

私は軽い三脚と重い三脚を1台ずつ持っていて、どちらも使っています。ただ、使う場面はまったく違います

この記事では、まず三脚は何のために使うのかというところから書きます。そのうえで、私が実際にどの場面でどちらを使っているかを、実際の数値つきで並べていきます。

最後に、いま新しく買うとしたら私が選ぶ3本も挙げます。

先に言ってしまうと、三脚選びは「何に使うか」が決まった時点で、ほとんど決まります。スペックを比べるのはそのあとです。

三脚は何のために使うのか

選び方の前に、ここをはっきりさせておきます。

私が三脚を使う理由は1つだけで、画角を固定したいからです。

手持ちだと、シャッターを切るたびにわずかに構図が変わります。それが困る場面があります。

  • 家族の集合写真(自分も入るのでカメラを置く必要がある)
  • 動画(回している間ずっと同じ画角を保ちたい)
  • 星や月(シャッタースピードが長くなるので手持ちでは無理)
  • ブログ用の物撮り(同じ画角で設定だけ変えて撮り比べたい)

逆に言えば、画角が動いても構わない場面では三脚は要りません。スナップや旅行の記録なら手持ちで十分です。

ただし暗い場所では、手持ちそのものが難しくなります。シャッタースピードが落ちてブレるからです。そこはISOを上げて対処できる範囲と、三脚に頼る範囲があります。

暗い場所で手持ちがどこまでいけるかは、こちらに実測値つきでまとめました。

室内で撮った2枚の比較。左は1/6秒ISO100でブレた写真、右は1/100秒ISO800で止まった写真 室内で写真がブレる原因と直し方|ISO100のまま撮って1/6秒になった話【作例と実測値】

「三脚は画角を固定する道具」と決めると、選ぶときに見るところも決まります。動いてしまっては意味がないので、動かないかどうかが判断基準になります。

三脚を選ぶ最初のポイントは耐荷重

三脚のスペック表にはいろいろ書いてありますが、最初に見るのは最大搭載重量(耐荷重)です。

ここが足りていないと、そもそも動いてしまうからです。

私の2台の耐荷重

SLIK GX 6400SLIK プロ 500 DX-III N
最大搭載重量1.5kg5kg
重量1,240g2,750g
段数/パイプ径4段/21mm3段/26.8mm
縮長470mm740mm
全高1,540mm1,670mm

3.3倍の差があります。数字だけ見ると「5kgもあれば安心」と思えますが、そのぶん本体が2.2倍重いわけです。

自分の機材は何gなのか

耐荷重を見る前に、載せるものの重さを知っておく必要があります。私の機材で計算してみます。(すべてニコン公式の数値。ボディはバッテリー・メモリーカードを含む重量です)

組み合わせ合計耐荷重1.5kgに対して
Z30(405g)+ Z DX 16-50mm(135g)540g36%
Z50Ⅱ(550g)+ Z DX 16-50mm(135g)685g46%
Z50Ⅱ(550g)+ Z 24-120mm f/4 S(630g)1,180g79%
Z6(675g)+ Z 24-120mm f/4 S(630g)1,305g87%
Z6(675g)+ Z 70-200mm f/2.8 VR S(1,440g・三脚座込み)2,115g141%(超過)

キットレンズなら余裕です。 Z50Ⅱ+16-50mmで685g、耐荷重1.5kgの半分にも届きません。

ですが望遠を付けると話が変わります。 Z6+70-200mmで2,115g。耐荷重1.5kgの1.4倍です。この組み合わせは、軽い三脚には載せられません

耐荷重内なら、それで十分

耐荷重の数字は「これ以上載せると壊れる」という意味ではありません。スリックの公式にはこう書かれています。

※安全に製品をご使用いただくための重量表記です。撮影ブレに関しては機材重量のみで決定できません。

「この重さまでなら安定して使えます」という目安、という位置づけです。

正直に書くと、私は「1.5kg以内に収まっていればいい」くらいの感覚で使ってきました。「耐荷重の何割までに抑える」というふうに、はっきり決めて選んだことはありません。

それで困ったことは、いまのところありません。ただ、超えているものは最初から載せない。それだけは守っています。上の表でいえば、Z6+70-200mmの組み合わせをGX 6400に載せることはありません。

軽い三脚でできること

普段いちばん使っているのは、SLIK GX 6400です。

SLIK GX 6400を立てた状態。4段の細身のアルミ三脚
SLIK GX 6400。重量1,240g、縮長470mmの4段三脚です
項目
重量1,240g
縮長470mm
全高1,540mm
段数/パイプ径4段/21mm
地上最低高455mm
雲台3ウェイ(DIN規格クイックシュー)
最大搭載重量1.5kg

選んだ理由はシンプルで、小型軽量だからです。 縮長470mmなので、リュックに入ります。1,240gは、ペットボトル2本と少しくらいの重さです。

動画では、上下を固定して左右だけ動かします

GX 6400の雲台は3ウェイです。3ウェイのいいところは、上下と左右と画角を自由に変えることができる点です!

GX 6400の3ウェイ雲台とクイックシュー。操作ハンドルが伸びている
操作するハンドルは1本。つまみを緩めて向きを変え、また締めます

特に動画のときに嬉しくて、子供の撮影をするときに寝返りを追うように左右に動かす使い方ができるので、動画を撮るのがたのしいです。もちろん、静止画をとるときも画角を決めやすいです。別にビデオ雲台みたいに動画撮る専用の雲台もあるので、興味があるかたは調べてみてもいいかもしれません!

軽い三脚でも、星や月は撮れます

もともとは星を撮りたくて買った三脚でした。当時はそんなにお金もなかったので、自分の買える範囲で探した1台です。

加えてこの三脚はとても軽くて小さいので、外に持ち出すときにも活用できています。実際に、星も月もこの三脚で撮っています

夜空の星と、手前に木のシルエット。長秒露光で撮影
Z30 5秒 F1.7 ISO100 24mm|5秒

5秒です。手持ちで止められる時間ではありません。三脚がないと、そもそも成立しない写真です。

白く輝く月と、手前に枝のシルエット。長秒露光で撮影
Z30 15秒 F8 ISO100 180mm

月の写真を撮る時って、実は手持ち撮影で十分撮影できます。F値を8にした上でシャッタースピードを1/125秒以上にすると撮影することができます。あとは使うレンズが望遠であれば、手ブレが起きやすいので、ISOとシャッタスピードを調整しながら撮影をしていくイメージです。

今回の写真は月も撮りたかったのですが、枝も一緒に写したかったんですよね。試行錯誤した結果、シャッタースピードは15秒になりました。

長時間露光をするようなときには三脚は必須だなと改めて思いました。

そしてこの2枚とも、いちばん軽い三脚でこなせています。もっとしっかりした三脚が必要になるのは、載せる機材が重くなったときです。

当時使ったレンズはこちらの記事で紹介しています。

【AI AF MICRO NIKKOR 70-180mm F4.5-5.6D + FTZⅡ】小さな世界を大きく見せる!マクロレンズの魅力をご紹介!!

重い三脚の違いは「安定感」

もう1台がSLIK プロ 500 DX-III Nです。こちらは貰い物で、自分で選んだわけではありません。

SLIK プロ 500 DX-III Nを立てた状態。太いパイプの3段三脚
SLIK プロ 500 DX-III N。重量2,750g、耐荷重5kgの3段三脚です
項目
重量2,750g
縮長740mm
段数/パイプ径3段/26.8mm
最大搭載重量5kg
水準器なし
材質アルミ・マグネシウム・チタン合金(A.M.T)
この三脚は生産終了品です

2012年9月発売で、メーカーの公式ページに「この製品は生産を終了いたしました」と記載されています。現状購入しようとすると、店頭在庫を探すか、中古品を探すイメージになると思います。

SLIK プロ 500 DX-III N(左)とGX 6400(右)を並べた比較。大きさとパイプの太さが違う
左が500DX、右がGX 6400。パイプ径は26.8mmと21mm、段数は3段と4段です

並べると大きさがまるで違います。 パイプ径21mmと26.8mm。段数も4段と3段で、段数が少ないほど継ぎ目が減るので、そのぶん揺れにくくなります

プロ 500 DX-III Nの脚の付け根。SLIK PRO 500DX III Nの刻印とパイプを受ける金具が見える
脚の付け根。パイプの太さと、それを受ける金具の厚みが揺れにくさの正体です

脚の付け根を見ると、パイプの太さと、それを受ける金具の厚みが分かります。なんていうか、ごつい三脚ってかっこいいですよね!

柔らかい足場でも、水平がちゃんと取れる

使っていていちばん違いを感じたのは柔らかいマットの上に三脚をおいて子供撮影をしようとした時でした。
GX6400のほうは水平がイマイチ安定しなかたんですが、こっちの三脚は安定していました。

外に出るときは、GX 6400を持っていきます

ここまで500DXの安定感を書いてきましたが、外に撮影に出るときに持っていくのはGX 6400のほうです。

持ち出せるかどうかは、畳んだ長さと重さで決まります

星を撮りに行くときも、月を撮りに行くときも、選ぶのはGX 6400です。

縮長470mm・1,240g。この大きさなら、カメラバッグの横に挿すか、リュックに入れてしまえます。荷物を組むときに悩まなくて済む、というのが実際のところです。

重い三脚は、荷物を組む段階で候補から外れます

一方の500DXは、外で使った経験がほとんどありません

2,750g、縮長740mm。カメラとレンズだけでも重いので、そこに2.7kgが加わると、出かける前の時点で「持っていくか」を迷わなくなります。迷わずに置いていってしまうんです。

性能ではGX 6400のほうが下ですが、実際に撮った枚数では大きく上回っています。持ち出さなかった三脚は、持っていないのと同じでした。

これから三脚を選ぶ方には、スペックと一緒に「持ち出せる大きさかどうか」も見てみてほしいと思います。

500DXを使うのは、室内です

では500DXはいつ使うのか。外ではなく、室内です。

主にブログ用の物撮りで使っています。画角を決めて、設定だけ変えて撮り比べる。このときは動かす必要がないので、重さは欠点になりません。むしろ動かないことが利点になります。

三脚が2本あると、できることが増えます

ここまでは「どちらを使うか」の話でしたが、2本とも同時に使う場面もあります。

動画を2台のカメラで撮るとき

同じ場面を2台のカメラで撮って、二つの画角を切り替えるような動画を撮影する場合、カメラが2台あって、固定する必要があるので、三脚を2台使うことがあります。(もちろん、机の上にカメラ直置きにして、画角を固定することもあるので、かならずしも2台必要だとは思いません。)

片方は写真、片方は動画で撮りたいとき

家族の思い出を残しておきたいときが、まさにこれです。

その場の様子は動画で撮りっぱなしにしておきたい。でも、写真も撮りたい。そういうときは、動画用のカメラを三脚に据えて回しっぱなしにしておいて、それとは別に、もう1台でぱしゃぱしゃ写真を撮っていきます。

動画側のカメラに触らなくて済むので、回している間ずっと画角が変わりません。三脚を「カメラの置き場所」として使っている形です。

2本目の三脚は「予備」ではなく、「同時に立てるためのもの」でした。1本では成立しない撮り方があります。

雲台がしっかりしていると、画角が安定します

ここまで脚の話をしてきましたが、雲台にも耐荷重があります

雲台は、カメラと脚をつないでいる部分です。脚と同じように「何kgまで載せられるか」が決まっていて、余裕のあるものを使うほど安定します。脚を選ぶときと同じ見方を、そのまま雲台にも当てはめられます。

私が使っているのは SLIK SBH-180 DS です

500DXに載せているのは、SLIK SBH-180 DSという自由雲台です。

SLIK SBH-180 DSの自由雲台。青いリングとSBH-180DSの刻印が見える
SLIK SBH-180 DS。最大搭載質量3kg、重量180gの小型自由雲台です
項目
最大搭載質量3kg
重量180g
全高87mm
カメラ台22×25.8mm
シューアルカスイス互換(シュー長25mm)
その他アルミ削り出し、シュー脱落防止機構つき

ちなみにこれを買ったのには理由があって、500DXは手元に来たときに雲台が付いていませんでした。本来は3ウェイ雲台がセットになっているモデルです。貰い物だったので、雲台は自分で用意する必要がありました

脚と雲台、数字が小さいほうが上限になります

ここで1つ、数字を並べてみます。

耐荷重
プロ 500 DX-III N(脚)5kg
SBH-180 DS(雲台)3kg

脚は5kgまで載りますが、雲台が3kgまでです。つまりこの組み合わせで安心して載せられるのは3kgまで、ということになります。

脚だけ立派なものを選んでも、雲台が小さければそこが上限になります。逆もまた同じです。

私がよく載せているZ6+70-200mmは2,115g。3kgに対して7割ほどなので、余裕がある状態です。

一度決めた画角が、本当に動かない

この雲台で驚いたのが、固定力です。

一度画角を決めて締めると、そこから本当に動きません

私はZ6に24-120mmや70-200mmを付けて使うことが多いのですが、その重さでもずれません。さきほどの計算のとおり、Z6+70-200mmは2,115gあります。2kgを超える機材を載せて、狙った画角のまま止まってくれる。

物撮りで「設定を変えて撮り比べる」ときに、これが大きいです。構図が同じでないと比較にならないからです。

三脚を使う理由が「画角を固定したいから」だとすれば、脚の安定感と、雲台の固定力は、どちらも同じ目的のために必要ということになります。脚だけ立派でも、雲台が緩めば画角は動きます。

アルカスイス互換を選んだ理由

正直に書くと、深い理由はありません

アルカスイス互換で機材を揃えようとしていた時期があって、たまたま互換のものを見つけたので買ってみた、というのが実際のところです。

結果的には良かったと思っています。アルカスイス互換は多くのメーカーが採用している共通規格なので、別のプレートや雲台を買い足しても、そのまま使い回せます

いまから買うなら、私はこの3本を候補にします

ここまで書いてきた2台は、片方が生産終了品で、もう片方は10年ものです。そのまま「これを買ってください」とは言えません。

なので代わりに、この記事で書いた基準で、いま私が買うとしたらどれを候補にするかを挙げます。

先にお伝えしておきます

以下の3本は、私が実際に使ったことのある製品ではありません。あくまで「持ち出せるかどうかという見方で選ぶと、私ならこうする」という話として読んでください。使用感を保証するものではありません。

前提にしたのは「外に持ち出せること」です

探すときに置いた前提は、ひとつだけです。外に持ち出せること

理由はこの記事でずっと書いてきたとおりで、持ち出さない三脚は、持っていないのと同じだからです。500DXのような重いクラスは、この時点で候補から外れます。

この前提で探していくと、行き着くのが「トラベル三脚」と呼ばれているカテゴリでした。小さく畳めることと、軽いことを優先して作られた三脚です。

そのうえで、条件を3つに絞りました。

  1. 小さく畳めて、軽いこと(リュックやカメラバッグに入る)
  2. いちばん伸ばしたときの高さが、アイレベル(目線の高さ)に来ること
  3. 耐荷重は1.5kgあれば十分

3番目について補足すると、トラベル三脚に載せるのは、そもそも自分で持ち歩く機材です。重い望遠を担いで歩くことは私にはあまりないので、1.5kgあれば足ります

候補① SLIK エアリーL100

項目
最大搭載重量1.5kg
重量980g
全高 / 縮長1,543mm / 417mm
段数 / パイプ径4段 / 20mm
地上最低高170mm

いま使っているGX 6400(1,240g)より260g軽くて、高さはほぼ同じです。素直な置き換えになります。

エアリーシリーズに惹かれているのは、畳んだときの細さです。 ペットボトルくらいの太さに収まる設計で、シリーズ全体がその考え方で作られています。リュックに挿しても邪魔になりません。

スリック エアリーL100(メーカー公式)

ただし、エアリーM100とかなり迷っています

同じエアリーシリーズにM100があって、こちらとずっと迷っています。

L100M100
全高1,543mm1,241mm
縮長417mm350mm
重量980g895g
最大搭載重量1.5kg1.5kg

M100は、畳むと350mm。30cm台に収まります。 ここまで小さくなると持ち運びが本当に楽で、リュックにそのまま入れられます。重さも895gなので、L100より85g軽い。

正直なところ、かなり惹かれています。

ただ、いちばん伸ばしても1,241mm。私の目線までは届きません。立ったまま構えると、少しかがむ姿勢になります。

畳んだときの小ささを取るか、伸ばしたときの高さを取るか。縮長を詰めれば、そのぶん伸びる高さは削られます。ここは素直に、どちらかを選ぶしかない部分です。

そういうわけで、いまも決めきれずにいます。三脚選びでいちばん悩むのは、たぶんここだと思います。

スリック エアリーM100(メーカー公式)

候補② Velbon UT-43II

項目
推奨積載質量2kg(脚最大荷重8kg)
重量1,080g
全高 / 縮長1,460mm / 275mm
段数 / 脚径6段 / 24mm
雲台QHD-S4M(自由雲台・トルク調整機構つき)
発売2019年6月

縮長275mm。 GX 6400(470mm)より20cm近く短いです。6段にすることでここまで縮めています。脚を反転して収納する構造で、伸縮比が大きいのが特徴です。

小型軽量という点では、この3本でいちばん振り切っています。

Velbon UT-43II(メーカー公式)

候補③ Manfrotto Element MII アルミニウム4段三脚キット

項目
最大耐荷重8kg(UNI/PdR 105:2021)
重量1,550g
全伸高 / 格納高1,600mm / 425mm
センターポールを伸ばさない全伸高1,320mm
最低高430mm
段数 / 脚チューブ径4段 / 12〜22.5mm
雲台ボール雲台

こちらも小型軽量のトラベル三脚という同じ理由で候補にしています。3本のなかでは全伸高がいちばん高く、1,600mmあります。

耐荷重の数字について

耐荷重8kgという数字は、他の2本とは測り方の規格が違います(UNI/PdR 105:2021)。スリックやベルボンの表記と単純に並べて比較はできないので、参考値として見てください。

Manfrotto Element MII アルミニウム4段三脚キット(メーカー公式)

3本を並べると

エアリーL100UT-43IIElement MII
重量980g1,080g1,550g
縮長417mm275mm425mm
全高1,543mm1,460mm1,600mm
耐荷重1.5kg2kg8kg(規格が別)

どれも1kg前後で、アイレベルに届いて、耐荷重は1.5kg以上。私の条件はすべて満たしています。

あとは「どこまで小さくしたいか」と「どこまで高くしたいか」のバランスです。そして、そこがいちばん決まらないところでもあります。

まとめ

三脚を選ぶときに考えることは、3つだけです。

1. そもそも何のために使うのか

三脚は画角を固定するための道具です。カメラを置いておきたい(家族の集合写真)、シャッターを長く開けたい(星や月)、同じ構図で撮り比べたい(物撮り)。このどれかに当てはまるなら要ります。 当てはまらないなら、手持ちで足ります。

2. 三脚の耐荷重は何kgまでか?

カメラとレンズを合わせて何gなのか、一度調べてみてください。キットレンズなら1kg以内に収まるので、いちばん手軽なクラス(耐荷重1.5kg)でも足ります。でも望遠レンズを付けると、それだけで超えてしまいます。耐荷重は脚と雲台の両方に書かれているので、両方見てください。

3. 気軽に使えるのか?

重い三脚は確かに安定します。でも重いと持ち出さなくなります。私は外へ出るときは軽いほうしか持っていきません。性能で劣るほうが、実際に撮った枚数では勝っています。持ち出さなかった三脚は、持っていないのと同じでした。

三脚は「何を載せるか」と「どこで使うか」が決まれば、選ぶものはほとんど決まります。室内で重い機材を据えるなら、しっかりした脚と雲台に価値があります。外に持ち出すなら、まず持てる重さかどうかです。

三脚があると、撮影できる写真の幅が広がります!この記事が皆様の撮影ライフをより楽しいものにできたら幸いです。

この記事の次に読むなら

三脚を使わない場面のことも知っておくと、判断がしやすくなります。 暗い場所で手持ちがどこまでいけるのか、実測値つきで書きました。

室内で撮った2枚の比較。左は1/6秒ISO100でブレた写真、右は1/100秒ISO800で止まった写真 室内で写真がブレる原因と直し方|ISO100のまま撮って1/6秒になった話【作例と実測値】

シャッタースピードについて解説している記事もありますので、よければこちらもご覧ください!

サムネイル シャッタースピードとは? 使いこなせば、写真の表現が変わる!

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!!

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