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マニュアル撮影(Mモード)のやり方|初心者は3ステップで覚えるのが正解【Z50Ⅱ/Z30】

どうも!!よっさん(@YossanCamBlog)です!

「Mモードって、なんだか上級者っぽくて怖い…」
「ダイヤルをMに回してみたけど、真っ黒な写真しか撮れなかった…」

すごく分かります!!私も最初はそうでした。でも安心してください。マニュアル撮影は、覚える順番さえ間違えなければ、たった3ステップで撮れるようになります!!

この記事は、当ブログの露出3部作(絞り・シャッタースピード・ISO感度)の総仕上げにあたる回です。カメラの始め方ロードマップでいうとSTEP3の最終記事。バラバラに覚えた3つの知識を、1枚の写真の中で組み立てられるようになるのがゴールです。それでは、いってみましょう!!

まず整理!「M(マニュアル露出)」と「MF(マニュアルフォーカス)」は別物です

本題に入る前に、初心者の方がほぼ100%混同するポイントを先に片付けておきます!!「マニュアル」という言葉、実はカメラではまったく別の2箇所で使われているんです。

「マニュアル」の2つの意味

  • M(マニュアル露出)明るさを自分で決めるモード。モードダイヤルの「M」のこと。この記事で扱うのはこっち!
  • MF(マニュアルフォーカス)ピントを自分で合わせる操作。レンズやカメラの「AF/MF」切り替えのこと

つまり、Mモードにしてもピント合わせは自動(AF)のままでOK!!ということです。「Mにしたらピントも自分で合わせなきゃいけないの…?」と身構える必要はまったくありません。安心してダイヤルを回してください!!

MFはMFで、星空・マクロ・動画などで大活躍する便利な機能です。Z50ⅡやZ30にはピントの合った部分に色が付く「ピーキング」機能もあって、慣れるとかなり楽しいですよ!!

マニュアル撮影(Mモード)にすると、何が変わる?

オート・絞り優先との違いは「誰が決めるか」だけ

難しく考えなくて大丈夫です!!撮影モードの違いは、F値・シャッタースピード・ISO感度の3つを、誰が決めるかという違いしかありません。

  • オート/P…3つともカメラが決める。とにかく失敗しにくい
  • A(絞り優先)…F値だけ自分、残りはカメラ。ボケ量をコントロールしたいとき用
  • S(シャッター優先)…シャッタースピードだけ自分。動きを止めたい・流したいとき用
  • M(マニュアル)…3つとも自分。カメラは口を出さない

ここで一番大事なのは、Mモードだけが「カメラが明るさを勝手に変えない」という点です。AモードやSモードは、こちらが1つ決めると、カメラが残りを調整して「適正な明るさ」に寄せてきます。便利な反面、撮るたびに明るさが変わってしまうんですよね。

Mモードなら、一度決めた明るさがずっと固定されます。これがMモードの最大の武器です!!

Mモードが本当に必要になる4つの場面

正直に言うと、普段のスナップはAモードで十分です!!でも、次の場面ではMモードじゃないとどうにもならないことがあります。

  1. 花火…真っ暗な空にたまに強い光。カメラが測ると露出が暴れます
  2. 星空…暗すぎてカメラの自動測光がそもそも当てになりません
  3. 室内で光が一定の場所…一度決めれば全カット同じ明るさで撮れます
  4. フラッシュ撮影…背景の明るさとフラッシュを別々に管理できます

「暗い場所」と「明るさを揃えたい場面」に強い、と覚えておけばバッチリです!!

マニュアル撮影のやり方は、この3ステップだけ!

ここからが本題です!!Mモードで迷子になる原因は、3つの設定を同時にいじろうとすること。順番を決めてしまえば、驚くほどスッキリしますよ!!

これだけ覚えれば撮れる!3ステップ

  1. F値を決める → 表現(どこまでボカすか)
  2. シャッタースピードを決める → ブレ(止めるか、流すか)
  3. ISO感度で明るさを合わせる → 仕上げ

ポイントは、ISOを最後に回すこと!!F値とシャッタースピードは「写真の見た目」を決める設定なので先に確定させて、明るさの帳尻合わせはISOに任せる。この役割分担が、Mモード攻略のすべてです!!

STEP1|F値を決める(写真の表現を決める)

最初に決めるのはF値です。理由はシンプルで、F値が写真の印象を一番大きく変えるから!!

  • F1.8〜F2.8…背景をボカしたいとき(ポートレート・テーブルフォト・小物)
  • F5.6〜F8…全体をしっかり写したいとき(風景・街歩きスナップ・建物)
  • F11以上…画面の隅々までカリッと。ただし暗くなるので日中向け

迷ったら、まずは持っているレンズで一番小さいF値にしてみてください!!明るく撮れるので、暗い場所でも失敗しにくくなります。F値そのものがまだピンとこない方は、F値(絞り値)とは?低い?高い?何がいいの?を先に読んでもらえると、この後がグッと分かりやすくなりますよ!

STEP2|シャッタースピードを決める(ブレを止める)

次はシャッタースピード(SS)です。ここは「ブレるか、ブレないか」だけを考えてください!!

  • 1/60〜1/125秒…手持ちスナップの基本。まずはここから!
  • 1/250〜1/1000秒…動く被写体を止めたいとき(子ども・ペット・電車)
  • 1秒〜数十秒…三脚必須。星空や光跡など

手持ちで撮るなら、1/60秒より遅くしないのが安全ラインです!!ここを割ると、途端に手ブレ写真が量産されます…(経験者は語る)。シャッタースピードで写真がどう変わるかは、シャッタースピードとは? 使いこなせば、写真の表現が変わる!で詳しく解説しています!

STEP3|ISO感度で明るさを合わせる(露出インジケーターを見る)

最後の仕上げです!!F値とSSを決めた時点で、写真の明るさはもう決まっています。あとはISO感度を上げ下げして、ちょうどいい明るさに持っていくだけ

そこで頼りになるのが露出インジケーターです。Z50ⅡやZ30の画面(またはファインダー内)に出ている、こんな目盛りを見たことはありませんか?

-3・・2・・1・・0・・1・・2・・3+
                ▲

この▲マークが今の明るさを表しています。読み方はとっても簡単です!!

  • ▲が「0」…カメラが考える適正露出。まずはここを目指す!
  • ▲が「−」側…暗い(アンダー)。ISOを上げましょう
  • ▲が「+」側…明るい(オーバー)。ISOを下げましょう

やることは「▲を0に寄せる」だけ。これならできそうじゃないですか?!しかもZ50Ⅱ・Z30のようなミラーレスは、画面に写る映像そのものが明るくなったり暗くなったりするので、目盛りを見なくても仕上がりが分かるんです。ミラーレス、本当に初心者に優しい…!!

ちなみに「0」が絶対の正解というわけではありません!!雪景色を明るく撮りたいなら+側に、夜の雰囲気を残したいなら−側に、わざとズラすのもアリです。この「わざと」ができるのがMモードの面白いところ!

なお、ISOはむやみに上げるとザラつき(ノイズ)が出ます。どこまで上げていいかの目安は、ISO感度の基本と使い方|初心者向けに屋内・夜景の設定も解説にまとめているので、あわせてどうぞ!そもそも3つの関係が怪しい…という方は、露出の三要素「絞り・SS・ISO」の基本と関係性に戻ってみてくださいね!!

シーン別・設定の目安(そのまま真似してOK)

「理屈は分かったけど、最初の数字が分からない!」という方のために、私が実際に撮ったときの設定値を置いておきます!!ここからスタートして、あとは▲を見ながら微調整すれば大丈夫です。

■ 明るい屋外(晴天)
F値 F2.8〜F8/SS 1/500〜1/1000秒/ISO 100

晴天の屋外でマニュアル撮影した作例
ISO 100 SS 1/1000 F2.8

■ 屋内
F値 F1.4〜F2.8/SS 1/60〜1/80秒/ISO 800〜3200

屋内でマニュアル撮影した作例
NIKON Z 6 / SS 1/80 ISO 3200 F2.8

屋内はとにかく光が足りないので、SSを1/60〜1/80秒に抑えつつ、足りない分をISOで稼ぐのがコツです!!

■ 星空(三脚必須)
F値 F1.8前後/SS 4秒/ISO 800〜1600

マニュアル撮影で撮った星空の作例
NIKON D3300 / ƒ1.8 4秒 35mm ISO800

星空はF値が小さくて広角なレンズがおすすめです!!こういう「カメラ任せでは絶対に撮れない写真」こそ、Mモードの本領発揮ですね。夜の街で練習してみたい方は、ナイトスナップに挑戦!もどうぞ!

Mモードに慣れるための練習メニュー3つ

手順が分かっても、体が動かないと意味がありません!!私が「これをやったら一気に慣れた」という練習を、簡単な順に3つ紹介します。

練習1|家の中で「1枚も撮らずに」ダイヤルを回す

まずはこれ!!Mモードにして、テーブルの上のコップでも何でもいいので構えて、ダイヤルを回すだけ。シャッターは押さなくてOKです。

目的は「どのダイヤルが何を動かすか」を指に覚えさせること。F値・SS・ISOがそれぞれどのボタンとダイヤルで変わるのか、画面の数字と▲がどう動くのかを、ひたすら眺めてください。5分やるだけで、外での操作速度が全然変わります!!

練習2|散歩スナップを「F値固定」で撮り歩く

次は外に出ましょう!!ルールは1つだけ、F値を最初に決めたら、散歩中は変えないこと。動かしていいのはSSとISOだけです。

変数が減ると、判断がめちゃくちゃ速くなります。この練習には単焦点レンズが最高に向いています!!ズームできない分、足で構図を決めることになるので、一石二鳥なんですよね。私が愛用しているZ DX 24mm F1.7のような明るい単焦点があると、暗い場所でもISOを上げすぎずに済むのでおすすめです!

練習3|失敗写真をExifで「読む」

そして、これが一番効きます!!家に帰ったら、失敗した写真こそ開いてください。写真にはExif(撮影情報)としてF値・SS・ISOが記録されています。スマホでもPCでも、写真の詳細情報から見られますよ!

失敗写真の読み解き方

  • ブレている → SSが遅すぎた(1/60秒を割っていないか?)
  • ザラザラしている → ISOを上げすぎた(F値を下げる余地はなかった?)
  • 暗い/白飛びした → ▲が0からズレたまま撮っていた
  • 思ったよりボケない → F値が大きかった、または被写体に寄れていない

「なぜ失敗したか」を自分の言葉で言えるようになったら、もうMモードは怖くありません!!ここまで来れば、次からは失敗する前に設定を直せるようになります。

それでも私が「マニュアル撮影は楽しい」と言い続ける理由

ここまで手順の話をしてきましたが、最後に一番伝えたいことを書かせてください!!

私がマニュアル撮影を好きな理由は、「この写真は自分が撮った」と胸を張って言えるからです。オートで撮った写真がキレイなのは、カメラが優秀だからでもあります。でもMモードで撮った1枚は、F値もSSもISOも、全部自分が決めた結果なんですよね。

もちろん、最初は失敗だらけでした。真っ黒だったり、真っ白だったり、ブレブレだったり…。でも設定を変えたら写真が変わるという手応えが、めちゃくちゃ楽しかったんです!!写真が「撮れてしまうもの」から「自分で作るもの」に変わる瞬間、と言ってもいいかもしれません。

その感覚を一番強く味わえたのが、OLYMPUS OM-2Nというフィルムカメラでした。撮った瞬間に結果が見られないし、失敗しても消せない。それでも(いや、だからこそ)1枚1枚に向き合う時間がたまらなく楽しいんです!!

デジタルなら失敗してもタダですし、その場で確認できます。これほど練習に恵まれた環境はありません!!だから、どうか怖がらずにダイヤルをMに回してみてください。

まとめ|Mモードは3ステップ、あとは撮るだけ!

最後にもう一度おさらいです!!

マニュアル撮影のやり方まとめ

  1. M(露出)とMF(ピント)は別物。Mモードでもピントはオートでいい
  2. F値を決める(表現)
  3. シャッタースピードを決める(ブレ)
  4. ISOで露出インジケーターの▲を0に寄せる(明るさ)
  5. 失敗写真はExifを読んで原因を言葉にする

この記事は露出3部作の総仕上げでした!!もし「やっぱりF値って何だっけ?」と迷ったら、いつでも下の記事に戻ってきてくださいね。

  1. 写真が暗い/明るすぎる悩みを解決!露出の三要素「絞り・SS・ISO」の基本と関係性
  2. F値(絞り値)とは?低い?高い?何がいいの?
  3. シャッタースピードとは? 使いこなせば、写真の表現が変わる!
  4. ISO感度の基本と使い方|初心者向けに屋内・夜景の設定も解説

そして、次に何を学べばいいか迷ったらカメラの始め方ロードマップへ!!このMモードをクリアしたあなたは、STEP3を突破してSTEP4「それっぽい写真の壁を越える」に進む準備ができています!

更新情報はX(@YossanCamBlog)でお知らせしています。フォローしてもらえたら泣いて喜びます!!

ここまでお読みくださり、ありがとうございました!それでは!!また次の記事でお会いしましょう!!!

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